<中日6-6ソフトバンク>◇8日◇ナゴヤドーム
ソフトバンクが喜べぬ単独首位浮上だ。2点をリードした9回、満を持して守護神の岩崎翔投手(23)を投入したが、逃げ切りに失敗した。1死から連打と四球で満塁を招くと、ルナに初球スライダーを中前に運ばれ同点。今季5度目の延長戦に突入したが勝ち越せず。今季最長4時間56分の死闘は、柳瀬と山中が踏ん張り、初のドロー。疲労感が残った。
3連敗中だったナゴヤドームで先手は奪っていた。5回に松田の2点適時三塁打で勝ち越し、6回から必死の継投。勝ちパターンに入ったが、落とし穴が待っていた。岩崎は今季27試合の登板で、9回に救援失敗したのは5月3日西武戦以来2度目。前回登板の6日DeNA戦で1失点し「あまり球の走りはよくなかったが、その中で抑えないといけない」と話していたが、2戦連続で失点し、がっくりと肩を落とした。
正守護神ファルケンボーグが右背筋痛で出場選手登録抹消され、復帰は交流戦後になる見通し。暫定守護神に昇格した岩崎には頼らないといけない。ここで下を向いてはいられない。交流戦も残り5試合。秋山監督が常々「1試合1試合だな」と話すように、目の前の試合を戦っていくしかない。【大池和幸】



