ゴジラが原監督に挑戦状?
元巨人、ヤンキースの松井秀喜氏(39)が28日、巨人の臨時コーチを務める来年春のキャンプで原辰徳監督(55)とのホームラン競争を逆希望した。指揮官から選手に対しての実演指導を望まれていたが「俺が打つんだったら、原さんにも打ってほしい。ホームラン競争ならやってもいい」と仰天アイデアを披露。夢の豪華競演が実現すれば、選手への最高のお手本になる。
宮崎の地で、希代のホームラン打者2人が快音を響かすプランが浮上した。来年の春季キャンプでの臨時コーチで指導者への道を本格的に歩み始める松井氏。原監督がフリー打撃などでの実演指導を希望していることを伝え聞いた時、逆提案した。「俺が打つんだったら、原さんにも打ってほしい。ホームラン競争ならやってもいい」と真顔で話した。
指揮官は現役引退から、まだ約1年の松井氏が生のスイングを選手の前で披露すれば、貴重な教材になると考えている。今月上旬にはニューヨークを訪れた阿部の前でマシン打撃を披露。阿部も「振りの強さは変わっていない。まだできるんじゃないか」と、うなったほどだ。
松井氏も12年限りで現役引退後は本格的なトレーニングは行っていない。それでも今年はヤンキース傘下1Aで打撃投手を務め、「こっそりBP(フリー打撃)をして柵越えをした」と、一定の力は保っている。だが「(ホームラン競争の)そのためなら、準備はする」とフリー打撃を行う体づくりの意欲まで見せた。
古巣への初指導については「まだ何も考えていない。まずは感じてだね」と自然体だ。「選手の何かプラスになることができれば。選手のために何か力になれて、自分もお互いにプラスになれば」。選手に教えるためのフリー打撃ではない。豪快なスイングの先に選手が何か感じるものがあるホームラン競争なら、用意がある。【広重竜太郎】



