日本ハムからFA移籍したソフトバンク鶴岡慎也捕手(32)がマイ枕を抱えて福岡入りする。12月31日、北海道・北広島市内で練習納めをすると、引っ越しに際して必需品を「枕です」と即答。「2、3年前から首が悪くて、起きたら危ない時が結構あって。寝違えのレベルじゃないです。動かせない。枕が合わないと、全然ダメ。寝るのも怖かったくらい」。屈強な男たちを本塁でブロックしてきた鶴岡が、寝ることに恐怖を感じていたというから意外だ。

 もちろん弱点を暴露したのは対策を講じたから。13年シーズン後半に、札幌市内で自分の体にぴったりな枕をオーダーメードで2個作製した。「それが、めっちゃいいんです。痛くなることがなくなった」と遠征にも欠かせなかった。不安もある単身赴任。北海道から産地直送マグロならぬマクラが頼もしい相棒になる。

 新天地でのプレーに向け、年始は4日から始動する予定。ソフトバンク投手陣については映像で予習をしている。「やっぱり受けないと分からないですよね。でも、本当にいい投手が多いと思います」。新しい環境で心も体も疲労がたまりそうだが、心強いピローが文字通り鶴岡の頭を支えてくれる。