【グアム12日=石橋隆雄】日本シリーズで投げ合いましょう!

 中日浅尾拓也投手(29)が、FAでソフトバンクに移籍した中田賢一投手(31)と最高の舞台での再会を誓った。2人が自主トレ先のグアムで偶然会ったのは2日前。夕食を食べようと街に出かけたとき、バッタリ遭遇したという。

 浅尾が先輩の中田に「あけましておめでとうございます」と新年のあいさつを行うと、中田に「いずれまたどこかで」と返された。中田と浅尾はグアム自主トレを一緒にしたこともある間柄。今季からは別々のユニホームとなったが、対戦するなら、もちろん日本シリーズがふさわしい。浅尾は「ソフトバンクには(11年に)負けていますからね。中田さんは練習熱心だし、相手としては手ごわいですが、楽しみ」と決戦の場を早くも心待ちにする。

 ここ2シーズン、浅尾は右肩の負傷で登板数が激減。夢で終わらせないためにも、通年稼働するつもりだ。例年と違いグアムでのブルペン入りは未定。その分、毎日5キロ、アップダウンの激しいコースを走り込んでいる。

 今年は初めてプールトレも導入。クロールや平泳ぎで20~40分泳ぎ続ける。持久力や肩周りの筋肉を鍛えられるだけでなく、水の中で疲れが取れやすいことも利点だ。日本シリーズは30歳で迎える。「何かを変えないと。スピードが落ちてきているが、肩が不安なく速さで勝負できればいい」。年齢に負けない強い体をつくり、また150キロ連発の剛球セットアッパーとして1年間フル回転する。