日本ハム栗山英樹監督(52)が、キャンプから「ノムさん流」の選手操縦術の活用を誓った。25日、京セラドーム大阪で行われた日本ハム本社の商品展示会にゲスト出席。ヤクルト時代の恩師にあたる名監督、野村克也氏(78)の選手教育の持論「無視・称賛・非難」に共鳴していることを明かした。選手のレベルに合わせた、指揮官のコミュニケーションの方法論。大谷ら若手主体のチーム強化策として導入する考えを明かした。
情熱いっぱいに栗山監督は、語り出した。「(就任)3年目だし、ノムさんの言う『非難』の年に入ってきている」。野村氏は選手を育てる極意として、こう説いている。「三流は無視、二流は称賛、一流は非難」。一般社会における上司の部下への接し方にも通じるリーダー論として広く浸透している。栗山監督は、そのイズムを踏襲して今季、底上げを狙う。
一流への階段を上ってほしいと願う2年目の大谷は標的の1人だ。昨季から口酸っぱく、生活面も進言してきたがエスカレート必至。野球に対する姿勢も含め、物足りないと見れば「相手がどうとか関係ない」と聖域なく“非難”の対象にする。「翔平はオレのこと大嫌いかもしれない。でも、やりたいようにやる」。最下位からの逆襲を期す今季、手厳しくブツブツとぼやくのか。栗山監督が正反対キャラへと転身なるか、注目だ。【高山通史】



