米国で妻への監禁と暴行の疑いで逮捕され、保釈中のヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が、今日28日に来日することになった。来日直後は空港での混乱が予想されるため、翌29日に都内の球団事務所で会見を行う見込み。そこで自らの口でファンにおわびの気持ちを伝え、2月1日の春季キャンプ(沖縄・浦添)に臨むことになりそうだ。

 バレンティンは24日にフロリダ州マイアミ市の裁判所に出廷し、日本への渡航許可を認められた。一方で、すぐに来日できるようにと23日にビザ取得を済ませていたため、渡航許可からわずか4日後の早期来日が実現した。

 それでも、来日即フルスロットルとはいかない。神宮での新人合同自主トレを視察した小川監督は27日、「別になるとは思うけど、その後は状態を見ながらですね」と、キャンプ初日は別メニュー調整になりそうだとの見通しを改めて示した。まずは来日し、会見で“けじめ”をつけ、野球に打ち込める環境を整える。