監督3年目はサングラスの奥から“ガン”見する。DeNAの1軍キャンプメンバー、首脳陣らが1月31日、沖縄・宜野湾入り。中畑清監督(60)は今キャンプから、現役時代にはほぼ縁のなかったサングラスを使用する予定。昨年12月にスポーツ店で似合うタイプを発見。「ようやく俺の顔に合うヤツを見つけたんだよ。あんまり派手じゃないヤツでさ」と笑顔で話すも、「キャンプに持っていこうと思ってたんだけどな。どこいったんだ?」と年末の大掃除で行方不明になったことを明かし残念がった。

 すでに紛失したサングラスと同じ物をマネジャーに依頼しており、早ければ第1クール中に届く予定。沖縄の強い日差しを防ぐことが理由だが、それだけではない。サングラスをかければ、どの選手を見ているか分からなくなる。よって、選手の集中力が上がるという狙いもある。

 特にブルペンではサングラスをフル活用する。「今年は例年の倍はブルペンに行くよ。並んで投げる姿を見ながら、先発、リリーフ、抑えとどういう形になるかイメージを膨らませていきたいね。去年まではそんな風に見られなかったからな」と、新アイテムの効果に期待した。【細江純平】