日本ハム中田翔内野手(24)が、いきなりビッグマウスをさく裂させた。1月31日、羽田空港から空路で沖縄・名護入り。8日の紅白戦で先発予定の斎藤と大谷のどちらと対戦したいかとの問いに、ドスの利いた声で言い放った。
中田
両方、打っちゃうよ。きっと(2人は)自信なくしちゃうよ。
若き主砲が、勢い十分に佑ちゃんと「二刀流」大谷の“共撃ち”を宣言した。紅白のチーム編成はまだだが、どちらが来ても悠然と構えるだけ。宿舎でのチームミーティング後は早速ウエートトレーニングを敢行。Tシャツの下から盛り上がるような大胸筋にパンプアップしたぶっとい上腕二頭筋が、自信の根拠だ。
栗山監督からのムチャぶりにも、うろたえない。「柵越えじゃなくて、海まで飛ばしてもらいましょう。海まで飛ばせ!」との指令が飛んだ。名護市営球場は中堅118メートル、両翼97メートルと狭いが、左翼後方に広がる海まで打球を飛ばすには推定170メートル弾が必要。伝え聞いた中田は、うなずきながら平然と答えた。
中田
行くやろ。(追い)風が吹いたら、どこまで飛ぶか分からんよ。
先乗り合同自主トレで大谷が右翼へ推定150メートルの場外弾を放ったと聞いても「あんなの、簡単やろ」と、相手にしない。さあ、いよいよキャンプイン。「(場外弾で)何個くらいボールがなくなるか、楽しみだね」。平成の怪物が、スケールアップした打撃で日本球界の主役を張る。【木下大輔】



