ベテランでも容赦せん!
新任の阪神高代延博内野守備走塁コーチ(59)が1日、沖縄・宜野座キャンプ初日から意識改革を行った。昨秋キャンプから指導も、西岡、鳥谷ら主力選手とはこの日が初練習。2人組で投打に分かれ、投げた相手に打球を返す「ペッパー」では、守備側の新井に忠告した。「いいかげんなことをしないようにということ。3分でもね、真剣にやったらしんどいはずだから」。打球を捕ってはすぐに投げ、再び捕る。基本メニューにも目を光らせた。もちろん、新井だけではなく、チーム全体へのメッセージだ。
改革は練習メニューにも反映された。午前中はキャッチボールの前に股割りを導入。選手は2人1組で向かい合い、腰を落とした姿勢でゴロ捕球を繰り返した。西岡にグラブの出し方を指導する場面もあり、「いろいろ、反復をしていかないといけない」とここでも主力に容赦なかった。午前中を守備と走塁だけに割りあてる異例メニューで、基本を徹底した。
和田監督は「第1クールは下半身を重点的に」とテーマを設定。昨年のWBC日本代表コーチが、阪神の常識にメスを入れる。【松本航】



