巨人菅野智之投手(24)が、剛腕江川になる。先発予定の5日中日戦に勝てば、無傷の6連勝。開幕投手が開幕から6連勝を飾るのは、84年の江川以来で球団3位の記録に並ぶ。1位はスタルヒンの11連勝、2位は斎藤の8連勝とさらなる上はあるが「まずは目の前の試合で勝つこと」と話した。球団80年の歴史の扉を開き続ける右腕が、新たな偉業に挑む。
江川と言えば、80年から4年連続200イニングをマーク。82年には24完投を記録した。2試合連続完投中で、リーグトップの47回2/3を投げる右腕は「今は、それ(完投)が当たり前のようになっている。去年まで、いかに中継ぎの方に頼っていたかも実感できたし、200イニングという目標があるので、目指したいです」と意欲を示した。
先発陣の軸としての自覚もにじむ。「開幕を任せてもらった、という意味を理解しています」とはっきり言った。エース内海、杉内、大竹ら実績ある先発スタッフに囲まれながら、芽生えた意識。その思いを真っすぐ突き進む。2日は川崎市のジャイアンツ球場での練習後、新幹線で名古屋へ移動。入念なケアと準備を重ね、登板日に備える。【久保賢吾】




