<楽天2-5ソフトバンク>◇2日◇コボスタ宮城
ソフトバンク摂津正投手(31)が1カ月前のリベンジに成功した。7回3安打1失点で3勝目。4月4日の前回楽天戦は6回4失点と打たれた。11年8月21日に負けたのを最後に、9連勝中だったお得意様に黒星。エースとして、同じ相手に連敗するわけにはいかない。「よく粘った。いいんじゃないですか」。秋山監督も113球の力投をねぎらった。
1回の投球中、三陸沖を震源地にするM5・3の地震が発生。球場も震度1とわずかに揺れたが、マウンドのエースはまったく動じる気配がなかった。4回まで四死球と味方の失策で3度得点圏に背負ったが、無安打投球で乗り切った。
分岐点は6回だ。2死からジョーンズの大飛球は、いったん二塁打と判定されながら、フェンス最上段をかすめての本塁打として、ビデオ判定で覆った。1点差に迫られ、流れが奪われそうな場面。それでも冷静さは失わない。「立て直せたのが良かった」。試合後は短い言葉で振り返った。
今季から名称変更したコボスタ宮城では、不思議と白星と縁遠かった。11年の先発転向後、この試合前まで5試合登板。防御率2・45と抑えながら1勝(1敗)にとどまっていた。
則本とのエース対決を制して白星先行。ここ2試合は好投しながら勝ちがつかなかっただけに、加速がつきそうな1勝となった。チームも首位オリックスに1差とし、今日にも首位に再浮上する。【大池和幸】



