<中日0-6日本ハム>◇8日◇ナゴヤドーム

 好調だった竜打線が急ブレーキだ。初対戦の日本ハム上沢に苦しみ、唯一の見せ場だった5回2死満塁も無得点。今季6度目の完封負けで、4月19日以来の貯金はならず。打撃好調のルナと森野の4、5番コンビも2人で4三振1併殺と振るわなかった。

 「貯金生活」にも壁があったのか。中日の前に立ちはだかったのは20歳の3年目右腕だった。表示よりも早く感じる直球と精度の高い変化球。今季5勝の実績はダテじゃなかった。5試合連続で5得点以上の好調打線が、日本ハム上沢に7回で1安打。無得点と沈黙してしまった。

 5回には和田のチーム初安打となる中前打に2四球が絡み、2死満塁とした。代打小笠原が内角直球に詰まらされて二ゴロ。結局、チャンスらしい場面はこの1度きり。谷繁元信兼任監督(43)も「イメージよりも変化球がストライクに入っていた。(球種を)絞れてはいるけど、うちが打ち返すことが出来なかった」と歯がゆい気持ちを表現した。

 絶好調コンビが急停止した。4番ルナは2三振を含む3打数無安打。9回に四球を選び連続出塁こそ22試合に継続したが「ボール、ストライクの見極めが出来ていない。今は調子が悪い。自分で自分の首を絞めている」と珍しくネガティブ発言。前日4安打の森野も2三振を喫し、9回は一ゴロ併殺打だ。

 リーグ3位の阪神とは2ゲーム差に開いたが、交流戦首位はキープ。指揮官は「連敗しないように、何とか明日取れるようにしっかり準備したい」といつものフレーズで会見を締めた。梅雨入りはまだ早い?

 じめっとしたナゴヤドームを今日こそはスカッとさせたい。【桝井聡】