<中日2-5日本ハム>◇9日◇ナゴヤドーム
谷繁元信兼任監督(43)の執念采配も実らず、竜が交流戦の首位から5位に転落した。1点ビハインドながら、9回から守護神岩瀬を投入。負け展開での投入は登板間隔が開いた5月17日のヤクルト戦以来2度目だが、今回は中1日だった。浅尾も2点差の7回に上がり、一時代を築いたペナント終盤並みの継投。だが頼みの岩瀬も4安打で2点を失って万事休した。
谷繁兼任監督は9回裏の攻撃に期待しての岩瀬投入かについて「そうですね」とだけ話した。それだけ勝ちたい思いは強かったはず。だが序盤で手放した流れは戻らなかった。
カブレラの自滅が響いた。再昇格で先発したが、3回2/3で押し出しを含む4四球など3失点でKO。降格要因となったクイックも克服できずに2盗塁も許し、2軍Uターンが決まった。谷繁兼任監督は「見ての通りです。ちょっと外します」。毎回走者を背負って守備時間が長くなり、攻撃のリズムもつくれなかった責任も大きい。
4戦1分け3敗。連覇した11年ビジター用の青を基調とした「燃竜(もえドラ)」のサードユニホームも勝ちがない。だが指揮官は「こじつけない方がいいんじゃないですか?」とコメント。交流戦首位陥落についても「それはみなさんが言ってることでしょ」と無関心を強調した。勝率5割復帰もお預け。重苦しい連敗となった。【松井清員】



