<巨人10-5ソフトバンク>◇22日◇東京ドーム

 交流戦史上「最高打線」の反撃は及ばなかった。長谷川勇也外野手(29)が小山から2ランと犠飛で3打点を挙げるなど5点を返したが、2回までの7失点はやや重荷だった。それでも交流戦のチーム打率は3割1厘0毛と、06年ヤクルトを3毛更新する新記録になりそうだ。

 交流戦の打率トップ3に柳田悠岐外野手(25)、李大浩内野手(32)、中村晃外野手(24)が並んだ。藤本打撃コーチは「内川がいない中で打線はよう打った。柳田が貢献した」と評価。5月下旬に不動の3番内川が肉離れで離脱。代役3番は当初の長谷川から柳田へと受け継がれ、打線はつなぎを取り戻した。それも開幕から李大浩が4番に座り続け、調子を上げたことが大きい。“変動制”だった昨年とは違い、打線に軸が通っている。

 秋山監督はそんな交流戦での打撃データに興味はなし。「パ・リーグとの対戦がないから他よりどれだけ多く勝つかが大事なんだよ」。交流戦期間で首位オリックスとのゲーム差は「1」縮めただけ。勝負はここからだ。

 ▼ソフトバンクの今季交流戦チーム打率は3割1厘。過去最高だった06年ヤクルトの3割7毛を上回った。ヤクルト、DeNA、ロッテ、日本ハムが2試合を残しているが、個人別では3割7分1厘の柳田が1位で、3割7分の李大浩と中村晃が2位タイと3傑を占める。