阪神は24日、前ヤンキース傘下3Aスクラントン建山義紀投手(38)の獲得を発表した。今日25日に入団会見が行われる。救援陣は「勝利の方程式」の疲労が蓄積し、ビハインドの場面では粘りきれないなど、首脳陣は頭を悩ませていた。経験豊富な右腕が、虎投の救世主となる。

 建山は右のサイドハンドからキレのある直球、スライダーを投じる。中村勝広GM(65)も22日に「経験が豊富で、ああいうタイプは少ない」と評価していた。日本ハム時代の04年には最優秀中継ぎ投手に輝くなど実績は抜群。リリーフ陣強化へ、スペシャリストの緊急補強となった。

 ただ、まずは2軍で体調を整えることが最優先となる。建山は今季、招待選手としてメジャーキャンプに参加。3Aでは9試合に登板し防御率6・08で、5月9日に自由契約になっていた。中西投手コーチは「すぐには使えません。とりあえず下で投げてみて、どんなボールを投げるか、結果を見てだな」と、調整期間を設ける方針を明かした。

 また、建山はこの日、自身のツイッターで「阪神タイガースでプレーする事になりました。よろしくお願いします」と報告。入団会見を目前に、“虎第一声”を発していた。