<ヤクルト14-3ロッテ>◇25日◇神宮
ヤクルト山田哲人内野手(21)が、自らのバットで史上最年少の交流戦首位打者をほぼ確実にした。打率トップで迎えたロッテ戦。無安打で迎えた3打席目に、古谷のチェンジアップに食らいついて左前打。6、7回は四球を選び、3打数1安打で打率3割7分8厘とし首位をキープ。DeNAが1試合を残しているが“初タイトル”をほぼ手中にし「(打率は)気にしていました。めっちゃうれしいです」と笑った。
だがその直後、すぐに表情を締めた。「すぐ調子に乗っちゃうので、控えめに(記事を)書いてください。お願いします」と頭を下げた。ここに山田の成長がうかがえる。
プロ4年目21歳。憧れの存在から言われた言葉が頭にある。「調子に乗ったら打てなくなるぞ」。昨季引退した宮本慎也氏から掛けられた。常に平常心でプレーをしていた同氏がお手本だ。「昨日お会いした時も言われました。調子に乗るとできないのは分かってます」と話す姿に、小川監督も「精神力の成長が一番」と語る。
だからこそ、今、必要なことは分かっている。「これを維持させるのが大事。ペナントでも頑張りたい」。今季最多の14点を挙げた打線の中心の1人として、シーズンでもリーグ3位の3割3分をマーク。若き3番打者は浮かれることなくチーム浮上の先導役となる。【浜本卓也】
◆交流戦首位打者争い
山田は交流戦で98打数37安打の打率3割7分8厘。DeNA山崎は78打数26安打で打率3割3分3厘。今日26日に5打数5安打でも3割7分3厘で山田に届かず、6打数6安打しないと逆転できない。



