闘将の球宴辞退が濃厚となった。楽天立花陽三球団社長(43)が25日、仙台市内の球団事務所で取材に応じ、休養中の星野仙一監督(67)の近況について話した。復帰時期について「オールスターでの復帰というよりも、現場復帰の日を模索している段階。平たく言うと未定です。私の受けた印象だと、(球宴までの)3週間でその状態になるのは厳しい」と、パ・リーグの監督を務める予定のオールスター戦(7月18、19日)での復帰は困難との私見を示した。
星野監督は今月中旬に胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症と腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け、都内でリハビリに励んでいた。経過も良好で、この日から仙台でリハビリを開始した。会談した立花社長によると「全体的にはお元気で、チーム状況に関して危惧していた」と、早期復帰への意欲は強いという。
だが、長距離を歩くにはつえが必要で、現場復帰にはまだ時間がかかる見込み。後半戦での復帰を目指すことを最優先とし、球宴を辞退せざるを得ない情勢だ。監督推薦選手の選定などについては、球団としてNPBと話し合いを行う。
それでも立花社長は「監督が(球場に)来て、激励すればチームの士気が上がると思えば来る」と、正式復帰前に練習視察に訪れる可能性も示唆した。名将が後半戦への巻き返しに備えている。【島根純】




