<ウエスタン・リーグ:阪神5-2オリックス>◇25日◇鳴尾浜

 肋骨(ろっこつ)骨折などから復帰を目指す阪神西岡剛内野手(29)が今日26日から1軍に合流する。25日はウエスタン・リーグ、オリックス戦(鳴尾浜)で総仕上げ。リハビリを見守った掛布DCも「必勝のススメ」を説いて送り出した。

 1回のプレーに全快ぶりが凝縮されていた。吉田一の低め直球を完璧にとらえ、中前へ。この日の最初のスイングで仕留めた。一塁走者として塁上でけん制されると頭から帰塁。肩や胸を地面に強打して、最も不安視される動作だろう。

 だが「スタートを切ろうと思っていた。頭から戻る時もある。恐怖心はなかった」と言い切るまでに復調した。掛布DCも復活に太鼓判を押す。

 「あれだけ大きなケガをして1軍の環境でやる不安や怖さがあると思うけど、野球が丁寧になるだろう。出た試合で勝つことが大事。しかも、勝利に絡むプレーをできればベストだね」

 今後は三塁を守り、開幕時のチーム方針とはまるで違う。西岡が復帰戦で活躍し、白星に導ければ、起爆剤として最高の再出発になる。西岡は「6連戦、9連戦が続くけどバテることのないよう自分も追い込んでいきたい」。残り76試合。27日の中日戦(甲子園)から堂々と復活ロードを歩む。【酒井俊作】