阪神の「百獣の王」が“猛獣狩り”や!
中継ぎ陣の救世主として新加入した阪神の建山義紀投手(38=前ヤンキース3A)は25日、兵庫・西宮市内の球団事務所で入団会見を開いた。タレント武井壮(41)に似ていると話題の建山が、セ・リーグの右の強打者封じを誓った。今季終了までの契約で、年俸は推定1500万円。背番号は53に決まった。
セ界の“猛獣”をなぎ倒す。広島エルドレッド、巨人村田、中日ルナ、DeNAグリエル…。セ・リーグを代表する右の強打者も怖くない。「百獣の王」建山が内角攻めで封じ込める。
「球威は昔ほどはないんですけど、打者の懐を突いて攻撃的なピッチングを見せていきたいと思います」
すでに戦闘シミュレーションはバッチリだ。和田監督は「セ・リーグは右打者が多い。特に外国人打者というところを抑えてほしい」と期待。建山も望むところだ。「右(打者)のスペシャリストだと思っている。かといって左がアウトが取れないというわけでもない。起用されればしっかり力を示したいと思います」と胸をたたいた。
ライオンやワニなどさまざまな動物の倒し方をシミュレーションし「百獣の王を目指す男」を肩書とするタレント武井壮が前日24日、自身のツイッターで「ひとつお伝えしておくと、阪神タイガースに入団が決まったのは武井壮ではありません。。建山義紀選手です。。」とつぶやき、似ていると話題になっていた。それを聞いた建山は「(自分でも)似ているなと思いますね」とニンマリ。武井壮のシミュレーションによると、どの動物に対してもひるまずに真っ正面からぶつかっていくことで、倒すことができるという。日本球界、大リーグと渡り歩いてきた百戦錬磨の男も、猛者たちを強気の投球でぶっ倒す。
5月にヤンキース3Aを戦力外となった後は「引退と思っていた」と明かす。中継ぎ陣の救世主として迎えられたサイド右腕はチーム最年長の38歳。「いい意味でらしからぬ、はつらつさでやっていきたい」と意気込んだ。まずは2軍で状態を上げ、セ界の猛獣たちを相手に大暴れする。【宮崎えり子】
◆建山義紀(たてやま・よしのり)1975年(昭50)12月26日、大阪府生まれ。東海大仰星では上原浩治(レッドソックス)と同学年。甲賀総合科学専門学校-松下電器。98年ドラフト2位で日本ハム入り。主に救援で登板し、3度のリーグ優勝に貢献。04年最優秀中継ぎ投手賞。10年オフにレンジャーズ移籍。13年シーズン中にヤンキース傘下に移籍。今季は同3Aで9試合に登板し0勝1敗、防御率6・08。5月9日に退団。178センチ、75キロ。右投げ右打ち。



