<ソフトバンク3-2楽天>◇4日◇ヤフオクドーム
楽天大久保博元監督代行(47)は就任後、初めての連敗を味わっても、やはり前向きだった。苦手にしているソフトバンク摂津から6回表までに2点をリードしたが、6回裏に追いつかれ、最後は9回サヨナラ負け。接戦を落としたが「今日は星野監督と比べて俺に何がなかったかと言えば、勝ち運だよ。選手に言うことは何もないよ」と明るく話した。
誤算はあった。先発青山が5回を2安打無失点と好投。強力打線を向こうに、走者を背負っても丁寧に投げ続け0を重ねた。だが、腰の張りが出て5回で交代せざるを得なかった。すると、直後の6回に2番手クルーズが同点を許した。ただ、大久保監督代行は青山の状態は伏せた。「5回まで行こうと飛ばしてもらった。早めの継投というプラン通り」と言うだけだった。
もちろん、反省点はある。サヨナラを許した9回は、福山が出した先頭打者への四球からだった。星野監督が最も嫌う失点パターンだが、大久保監督代行は「福山には言ったよ。でも、5秒前に起きたことだって変えられない。冷静に分析して、明日に生かすしかない」とサバサバ。チーム内からは「明るい人だから、雰囲気は悪くない」という声も聞かれる。チーム盗塁数は12球団最少だが、この日だけで5盗塁。バスターエンドランを積極的に仕掛けるなど、色も出している。突然の代行就任だったが、この3試合、勝っても負けても、前向きな“デーブ流”を貫いている。【古川真弥】




