<巨人7-6中日>◇5日◇東京ドーム

 勝利の方程式が崩壊した。最初の誤算は中日浅尾拓也投手(29)だ。先発山井がつかまった7回、2点リードの1死二、三塁で投板したが、高橋由に逆転3ランを献上。昨年9月25日広島戦の8回、エルドレッドに決勝2ランを浴びて12年ぶりのBクラスが確定した一戦以来の被弾。「みんなの足を引っ張ってしまって。何のために出て投げているのか」。2日の4失点に続く乱調だった。

 打線が追いつき8回から登板した福谷は、長野に勝ち越し2点打を献上。6月中旬まで18試合無失点だったが、こちらもここ5戦で3度失点と下降気味だ。それでも打線が再び追いつき、9回は岩瀬は3人で抑えたが、10回は又吉が撃沈。4連勝中の男が長野にサヨナラ打を浴び、プロ初黒星を喫した。総動員の激闘で初めて守備から途中出場した谷繁兼任監督は「(又吉は)先頭への四球でしょう?

 (3人とも)こういうこともあるで済ませてはダメ。なぜこうなったか反省しないと」と厳しい表情。勝ちパターン右腕トリオの立て直しが急務だ。