<巨人3-1中日>◇6日◇東京ドーム
39歳コンビが勝利に導いた。約1カ月ぶり先発出場の巨人井端弘和内野手が4回に先陣を切る。浜田の内角高め直球を右打ちの名手が思い切り引っ張って左翼席へ。「直前の甘いスライダーを見逃して『何やってん!
振らなヒットにならんぞ』と自分にイラッとした。何でも振ってやろうと思った」。自分への怒りこそあったが、昨オフ退団した古巣中日からの移籍1号には「意識はない。高橋さん(由伸)と楽しくやっているので」と特別な感情はなかった。
同い年の高橋由伸外野手が試合を決めた。同点の8回2死満塁で「プロに入る前からの仲間」と評する井端に代わり、代打で登場。田島の147キロ直球を中前へ決勝の2点適時打を放った。前日5日は浅尾から一時は勝ち越しとなる代打逆転3ランを放っていた切り札は「田島くんには、おととい(満塁で)三振したし、借りを返したかった。井端の思いも継いでね」と話した。
前夜は、食事を共にした。井端が「あんなのどうやって打つんだ?」と聞くと高橋由は「振ったら当たったんだ」と言ったという。井端は「照れ隠しだと思うけど、オレも振ったら当たった。由伸も苦労していると思うし(決勝打に)オレも人一倍喜んだつもり」と自分のことのように喜んだ。2人の活躍への欲望がチームを高みへと導く。【広重竜太郎】



