ソフトバンクは20日、ヤクルトとの2対2交換トレード成立を正式発表した。新垣渚投手(34)と山中浩史投手(28)を放出し、川島慶三内野手(30)と日高亮投手(24)を獲得。背番号は川島が「35」、日高が「40」に決まった。

 川島は複数のポジションをこなせ、高い守備力に定評がある。松田、吉村と三塁手が相次いで故障している現状で、内野陣の底上げに期待がかかる。左腕の日高は一昨年に66試合登板の経験があり、今後の伸びしろも十分だ。秋山監督は「川島は1軍の試合に出ていたよね。親子ゲームがあるので、それを見て、どうするか決めていく」との見通しを語った。25日のヤフオクドームでの2軍オリックス戦を視察。調子など状態を判断した上で、今後の起用方針を定めていく。