<ヤクルト7-6阪神>◇6日◇神宮

 打ち合い上等だ!

 チーム打率でリーグトップのヤクルトが、球団タイ記録の7試合連続2ケタ安打となる14安打で阪神に打ち勝った。3-3の6回には、1番山田哲人内野手(22)が初球を仕留めて決勝適時二塁打を放ったのを契機に、3本の適時打を集めて4得点。9回に救援陣が3失点で1点差に迫られただけに、小川淳司監督(56)は「良い攻撃ができた。最後に3点取られても逃げ切れた。とりあえず勝てて良かった」と胸をなで下ろした。

 この7試合で計99安打。好調の要因は試合前の練習の「省エネ」にもあった。

 午後6時開始なら、通常は本拠地の打撃練習は午後2時前後に始まる。だが、この日は午後2時50分。真中打撃コーチは「暑いから短い時間で集中してやる方がいい。足りない分は早出で補っているから大丈夫」と説明した。猛暑対策で体力を温存させた効果を、真中コーチは「最初から最後まで、良い精神状態で挑めている」と指摘。打線は集中力を切らさずに、阪神に23安打20失点を食らった前夜のお返しを決めた。

 終盤に猛追されるなど、投手陣にはまだ不安が残る。川端は「点を取ることで勝つ確率は高くなる」と援護を約束した。最下位からの浮上に向け、まだまだ打って打って打ちまくっていく。【浜本卓也】