<広島12-2巨人>◇16日◇マツダスタジアム

 広島の新4番ライネル・ロサリオ外野手(25)が打って、走ってG倒に貢献した。5回1死三塁で、左中間への決勝適時二塁打。「前進守備だったし、ストライクは積極的にいこうと思っていた。強く打てた。抜けてくれて良かった」。打球が左中間に転がるのを見ると、単打で満足せず一気に二塁を陥れた。その積極的な姿勢は、続く5番キラの右前適時打で果敢にホームを狙って3点目。足でも勝利に貢献した。

 「4番の役割は理解している。どう打点を稼ぐのか、どうホームランを打つのかを期待されている。自分はできると思っているよ」

 3日前の13日、絶不調エルドレッドの2軍落ちに伴い1軍再復帰。前日15日巨人戦から4番を任され2試合目で4番初打点を記録。

 2軍暮らしの際中、ゲーム機PSPがリラックスの相棒だった。「もちろん、お気に入りは彼さ」。野球ゲーム「MLB2014」を好み、同郷で親交が深く、打撃の師匠でもあるレッドソックス・オルティスを使用して快打を連発。大先輩に負けじと!?

 グラウンドで快音を響かせた。

 理想の4番像を「オルティス、プホルス、M・カブレラ」とメジャーの名だたる強打者に置く。初のお立ち台に上がったロサリオは「何事にも一生懸命にプレーしている。2軍でも4番を任されているし、自分には4番が合っていると思うよ」と笑みを浮かべた。

 ニュー主砲の活躍で、首位巨人とのゲーム差を4、2位阪神とも1・5ゲーム差に戻し、カープが首位戦線に踏みとどまった。