ソフトバンクが楽天に快勝し連敗を3で止めた。この時点で優勝マジックは1つ減り28となった。負ければ今季一度もない同一カード3連敗を最下位の楽天に食らうところだった。0-0の5回、無死一塁から9番庄子雄大内野手(23)が投手前へバントすると楽天古謝が一塁へ悪送球。無死一、三塁とチャンスを拡大。その後、2死一、二塁となり近藤健介外野手(33)が、ツーシームをとらえ右翼フェンス直撃の先制適時二塁打を放った。

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庄子の打撃復調のきっかけは同じ横浜高校の大先輩、近藤からの一言だった。9日西武戦(ベルーナドーム)での練習中に先輩から「もっと初球から打ちにいけ」と助言をもらった。

もともと初球は見るタイプの庄子だが「そうなると後手になる。ファーストストライクの甘い球を振りに行く意識を持ち始めて少しずつよくなって来ている」と感謝する。その日に3安打を放ち、スタメンの機会も増えてきた。

8月の月間打率は3割3分3厘(27打数9安打)。この日も2安打3打点で近藤と初めて一緒にお立ち台に立った。「スーパースターで日本で一番いい打者。高校時代も誰よりも練習すると聞いていた。やっぱり練習しないとああはなれない」と憧れの存在だ。

甲子園での横浜の後輩たちの活躍に「刺激をもらっている」と励みにする。大会前には木製、金属バットを計15本ほど差し入れた。「近藤さんに聞いたらバット50本、打撃手袋50を贈ったみたいで、僕がちょっとかすむんですけど」と苦笑い。7年総額50億円超の大型契約を結ぶ先輩の域にはまだまだ遠いが、少しずつ実績を重ね、追いかけていく。【石橋隆雄】

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