20日未明に起きた広島市の土砂災害で多くの被災者が出ている事態を受け、広島の野村謙二郎監督(47)やコーチ、選手会が22日、中国新聞社会事業団に計1000万円の義援金を送った。選手会長の梵英心内野手(33)は「何ができるのか考えて、まだ救出活動も行われているので、まずは義援金を送らせていただくことにしました」と説明。また球団からは広島市に寄付金1000万円を送った。

 マツダスタジアムで行われた広島-阪神戦は両チームとも喪章をつけて、試合前には黙とうを捧げた。今回の3連戦は鳴り物での応援が自粛され、当面は同スタジアムに半旗が掲げられる。