<ソフトバンク10-3オリックス>◇3日◇ヤフオクドーム

 オリックスが、エース金子千尋投手(30)で首位攻防第2戦を落とした。押し出し四球を与えるなど、まさかの乱調で6回途中6失点KO。後続投手陣も打たれ、チームは今季2度目の2桁失点で完敗。首位ソフトバンクとは2・5ゲーム差に開いた。

 オリックスの絶対エースが、首位攻防戦でまさかのKOを食らった。3回に無安打で1点を失うと、4回に李大浩にソロを被弾。T-岡田の19号ソロで勝ち越した直後の6回には、2死無走者から満塁のピンチを招き、抜群の制球力を誇る金子が、柳田にフルカウントからまさかの押し出し四球で同点。さらに代打吉村らに連打を浴びてこの回4失点。結局、今季ワーストの6失点で、6回途中でマウンドを降りた。

 金子は四球について丁寧に行き過ぎたかという問いに「どの打者にも丁寧に投げているので」と話し、連打を浴びたことには「相手が上回っていた」と振り返った。首位決戦に合わせるために、中5日の登板が2度続いた影響にも「関係ないんじゃないですか」と淡々と話した。

 森脇監督は「金子がこれまでどれだけやってきたか考えれば、こういう(打たれる)タイミングに出くわすこともある」とエースをかばった。

 前日の引き分けに続き、ソフトバンクとのゲーム差が2・5に広がる痛恨の1敗。「今日はチームとして負けた。これを発奮材料にしていくのがうちのスタイル。明日は躍動して果敢に攻めたい」と前だけを見た。【高垣誠】