<阪神5-3DeNA>◇4日◇甲子園
阪神中西投手コーチの声が飛んだ。試合前の練習中だ。「忍、休みすぎなんだよ!
1週間投げてないじゃないか!
4点ビハインドでもいかすからな!」。冗談交じりの「予告」に、8月27日巨人戦から登板機会のなかった37歳福原忍投手は苦笑い。その約5時間後、2点リードを方程式が守った。
逆転した後の7回から安藤優也投手(36)が登板した。8番黒羽根に二塁打を浴び、2死二、三塁のピンチを背負ったが、2番桑原をフルカウントから低めのフォークで空振り三振。クリーンアップの前で切り「あそこで切りたかったのでよかったです」と胸をなで下ろした。
8回からは「1週間」投げていない福原がマウンドへ。グリエル、ブランコを連続の空振り三振に打ち取り、バルディリスを遊ゴロの3者凡退だ。6日分の力を込めたのか、圧倒的な主軸封じ。自己最長の9戦連続ホールド。「先頭を抑えることを意識した。間隔は空いていたけどブルペンで投げているのでね」と、どこか誇らしげにほほ笑んだ。
9回は同じく8月27日以来の呉昇桓投手(32)が締めた。間隔が空いていたその前は、2戦連続で失点していた。休み明け、ここぞとばかりに最速153キロの石直球を軸に無安打無失点、2三振。34セーブ目を挙げた。「自分の感覚としてもよかった。久しぶりだったですけどね(笑い)」。これで方程式の夏休みは終了~。【池本泰尚】



