<ソフトバンク7-8楽天>◇25日◇ヤフオクドーム

 白星でチームに3連勝をもたらしても、楽天則本昂大投手(23)は自分に怒っていた。硬い表情のまま、「誤解を生むかも知れないけど、今日の勝ちは全然うれしくない。こんな勝ちは意味がないと言っていい」と言い切った。味方の適時失策があったとはいえ、8回11安打7失点(自責3)。5失点の5回には3連打を2度も許した。押し出し四球を4つ出したソフトバンク五十嵐の乱調がなければ、恐らく勝ちはなかった。

 不満がたっぷり残ったが、リーグトップのオリックス金子に1勝と迫る14勝目だ。最多勝を取らせようという首脳陣の配慮で、中5日の登板だった。今後は金子の勝ち星を見ながらとなるが、中4日を含め、最大2度の先発機会がありそうだ。「打ってくれて、四球を選んでくれた野手の皆さんに助けられた。感謝して、次に備えます」と言い残した。文句なしで、昨季に並ぶ15勝目を取る。