ロッテ井口資仁内野手(39)が、今オフに右手中指の手術を予定していることが26日、分かった。患部は左手の1・5倍ほどの太さに腫れており、シーズン中の精密検査の結果、骨が肥大化し神経を圧迫していることが判明。リハビリや投薬による治療より骨を削る手術の方が有効と判断したようだ。

 この日、出場選手登録を抹消された井口は、シーズン終了まで1軍で練習する予定。その後、手術に向けて動く。術後1カ月でトレーニングを再開できる見込みで、来季に向けた自主トレには間に合う計算だ。今季は5月ごろから指の痛みに悩まされ、109試合、打率2割3分8厘、本塁打10本と好結果を残せなかった。