日本ハム大谷翔平投手(20)が27日、風邪による発熱のため、今季公式戦最終登板として予定されていた明日29日の西武戦(札幌ドーム)の先発を回避する。27日のオリックス24回戦(札幌ドーム)を欠場。前日26日ロッテ戦(QVCマリン)は「5番DH」でフル出場し2安打したが、宿舎でのどの痛みを訴えていた。この日になっても寒気とだるさが抜けず、ブルペン投球は回避。練習には参加せずに病院へ行き、風邪と診断された。球場には戻らず寮で静養に努めた。

 経過に問題なければ、30日にスライドする見込みだが、復帰までに時間を要すようなら、進出濃厚なCSでの登板にも影響する。栗山監督は「おおごとではない」と不安を打ち消したが、首脳陣は最悪のケースも想定し、方針の変更を余儀なくされた。代役として、30日西武戦(同)での先発が検討されていた斎藤佑樹投手(26)が29日に回る。