<楽天3-4西武>◇27日◇コボスタ宮城

 西武中村剛也内野手(31)が2戦連発となる33号2ランを放ち、本塁打王争いでリーグトップの同僚メヒアに並んだ。1点を先制した直後の1回1死一塁、横山の低めの直球を捉えた。下半身をぐっと落としコンパクトにバットを振り抜き、右翼席最前列に放り込んだ。「打てて良かったですねぇ!」。大阪からの移動試合の疲れを払拭(ふっしょく)する1発に少しだけ声のトーンが上がった。

 球界屈指の“キング”に満足はない。08年(46本)09年(48本)11年(48本)12年(27本)と過去4度、本塁打王を獲得した。「タイトルというよりは、どれぐらい打っているかですよね。相手より打つというよりは、自分がどれだけ打てるかが大事」と自身の打撃に対し究極のこだわりがある。

 前夜は4安打で、この日も本塁打&決勝打の3打点の活躍。だが、8回に一塁への走塁で右太もも後側部に違和感を訴えて途中交代。首をひねりながらベンチに下がった。試合後は「様子を見ながらですね」とだけ話しバスに乗り込んだ。【為田聡史】