<中日4-2DeNA>◇1日◇ナゴヤドーム

 先発大野雄大投手(26)が中日の左腕では01年山本昌以来となる2年連続2桁勝利を挙げた。1回から2四球で満塁の危機を迎える不安定な立ち上がりだったが、要所を締めて5回1/3、1失点でバトンをつないだ。10勝8敗、防御率2・89の成績で今季を終了。勝ち星の貯金が2つに止まったこともあり「もっと出来たというのが一番の感想。来年も同じようなピッチングをしてたらダメ」と笑顔はなし。「来年はチームの柱になって優勝したい」と表情を引き締めた。