西武炭谷銀仁朗捕手(27)が、今オフに国内フリーエージェント(FA)権の行使を視野に入れていることが3日、分かった。8月14日に出場選手登録日数が8年に到達。この日の今季最終戦までに「まだ何も言えないし、決まっていない」と話すにとどめているが、近い関係者の話を総合すると他球団での評価にも興味を示しているという。

 昨オフの契約更改は球団から提示された1年契約でサイン。2日現在、今季は124試合に出場し、盗塁阻止率は4割4分4厘で12球団トップ。西武の球団幹部は「うちにとっては大事な戦力」としながらも「あくまでも本人の権利なので」と具体的な引き留め策については言及していない。この日までに中日などの複数球団が調査していることも判明。炭谷の動向に注目が集まる。