プロ13年目で自身初のタイトルを確実にしている中日山井大介投手(36)がオフ期間を作らないことを明かした。今季最終戦だった前日2日DeNA戦でハーラートップに並ぶ13勝目。勝率はリーグトップの7割2分2厘。最多勝、最高勝率の2冠をほぼ手中に収めた。

 開幕から先発ローテを守り疲労困憊(こんぱい)のはず。本来ならゆっくり休養したいところだが「3日に1回は投げますよ。完全なノースローにはしません」と練習の継続を宣言した。今日4日も練習する予定で「04年か05年にまったく投げずに肩が痛くなったことがあったので」とその理由を説明。大先輩の49歳山本昌のように、ベテランの肩に完全オフはない。