阪神日高剛捕手(37)も引退を表明し、会見を行った。オリックスで主力捕手として活躍し、12年にFA権を行使して阪神に移籍。通算1517試合出場。球宴にも5度選出された。選手生活にピリオドを打つ会見は、最後まで日高らしく明るいものだった。プロ生活を振り返り「すごく早い19年でした」と笑顔。早く感じる理由を問われると「僕にもよく分かりません」と笑わせた。
今季は2月の春季キャンプから2軍生活。5月27日に1軍昇格したが出場は2試合だけ。「プロ野球選手である以上、1軍の戦力にならないといけないと思っていた」。阪神での思い出として、昨年4月18日巨人戦での本塁打を挙げた。「すごい試合なんだなと実感した1本だった」。伝統の一戦の重みをかみしめた。
今後については「ゆっくりしてその後考えます」と語った。会見後は2軍施設の鳴尾浜を訪れ、あいさつ回り。ここでも日高スマイルが輝いた。福岡・九州国際大付から95年にオリックスに入団。関西になじみ、悔いのない19年だった。
◆日高剛(ひだか・たけし)1977年(昭52)8月15日、福岡県生まれ。九州国際大付から95年ドラフト3位でオリックス入団。打てる捕手として地位を築いた。12年オフFA宣言し阪神移籍。182センチ、90キロ。右投げ左打ち。



