命運は初戦にあり!
阪神福留孝介外野手(37)がCSファーストステージの先手必勝を誓った。先に2勝すれば突破の短期決戦。その鍵を握るのは言うまでもなく11日の初戦だ。4日、甲子園での練習を終えたベテランはクラブハウスに向かいながら、最大のターゲットを語った。
「ここからやる試合は、どの試合も頭(カード初戦)が大切になってくる」
過去4度のCSですべて敗退した阪神。その理由は明確だった。そのすべてにおいて、初戦を白星で飾ったことがないのだ。しかも4戦での総得点は2。相手のエース級投手を打てないことが、CS全体の流れに響いている。今季のチーム順位は今日5日の広島-巨人24回戦の結果次第。ただ、いずれにしてもファーストステージの相手は広島。重視する初戦に登板するのはエース前田が濃厚だ。
PL学園の後輩前田に対しては今季、8打数4安打の打率5割と打ちこんだ。中日時代は2度、日本シリーズも経験。勝負強い打撃に、大舞台にも慣れている要素がある。さらに今年は、自身の状態がいいのも強みだ。
「気持ち的には少し楽だし、後は体調をしっかり整えたい」
9月に入って、打撃が急上昇。昨季9月の月間打率は1割7分8厘だったのに対し、今季は3割4分3厘をマークした。今後はフェニックス・リーグでの「1ゲーム調整」に向かう。「疲れを取りながら、状態を確認していきたい」。11日のCS初戦が待ち遠しい。【松本航】



