オリックスが今日6日の今季最終戦で「仮想大谷」から白星を奪い、CS突破への勢いをつける。楽天先発は則本。11日のCSファーストステージ初戦での対戦が見込まれる日本ハム大谷と則本は、身長差が15センチあるが、ともに速球主体の右の本格派投手。そこでオリックスは則本を大谷に見立て、2戦2敗と苦戦した大谷対策を練るつもりだ。

 森脇浩司監督(54)は「則本はいい投手なので、大谷をイメージしながら、一発で仕留めることを今まで以上に念頭におき、うちの野球を確認したい」。積極的に打ちに出て、自慢の機動力を駆使する攻略法をイメージしているようだ。

 「仮想大谷」を打ち込めば、エース金子の最多奪三振のタイトル(現在199個、5個差で則本をリード)を援護することにもつながる。金子は最多勝と防御率1位が確定。2年連続で最多奪三振のタイトルをとれば、投手3冠となる。オリックスでは初の快挙だ。

 できるだけ早い回で則本をマウンドから降ろせば、それだけ三振を喫する可能性も減る。T-岡田は「当てにいくより、しっかり振りたい」と則本打ちを誓った。

 エースのタイトルも援護しつつ、勝って気持ちよくCSへ向かう。【高垣誠】