<広島1-4巨人>◇6日◇マツダスタジアム
相手が決戦の空気を醸し出す中、巨人宮国椋丞投手(22)は純粋に打者に立ち向かった。3、5回と得点圏に主砲エルドレッドを迎えても、懐をえぐり続けた。内角への快速球を投じ、丸太ん棒のような腕を窮屈にスイングさせて三振に切った。最速146キロに大胆な96キロカーブをまぶし、7回1失点。不振が長引き、8月7日のDeNA戦以来、今季3度目の先発だったが、レギュラーシーズン最終戦で今季初勝利をつかんだ。
「(過去の)悔しい2試合をぶつけようと思った。チームが勝って良かった」。2軍でフォームを修正した成果を発揮。CSの先発は内海、杉内、小山、沢村の4枚が軸になるが、5戦目以降にもつれ込んだ時は宮国の選択肢も加えられる内容だった。原監督は「非常にいい宮国椋丞を見せてくれた。いろんな意味で戦力になる」と認め、帰りのバスの中で若武者とグータッチをかわした。新しい力を加え、ポストシーズンへ向かう。




