CS初戦(11日)に先発濃厚な阪神ランディ・メッセンジャー投手(33)は、米大リーグ・ロイヤルズ流で、下克上の旗振り役を担う。6日、ワイルドカードゲームからプレーオフ地区シリーズを勝ち抜いたロ軍を見てイメージを膨らませた。第1戦で先発したバルガスは、マリナーズ時代の同僚で、公私ともに仲がいい。
「普段プレーオフに出ないチームだからね。バルガスには、明日、電話をしようと思っているんだ。おめでとうってね」
状況は阪神と似ている。リーグ優勝は巨人に譲ったが、プレーオフで逆転すれば、日本シリーズ進出の権利もある。「彼らはできることをやって勢いを付けていった。シーズンはいい意味で忘れて、また戦いたいね」。第1戦を託されることは確実な状況だけに、ロ軍、バルガスに続きたいところだ。
宮崎合宿には同行せず、甲子園での調整を選んだ。登板間隔は短い方が好みで、中4日で16日巨人戦待機も可能。シーズンで200イニングを投げきったタフネス右腕は、フル回転が求められる。最多奪三振のタイトルと最多勝を引っさげて、マウンドに立つ。
広島には今季4試合投げて挙げた2勝はいずれも甲子園。4月29日の2安打完封を含め16イニング無失点を誇る。無敵のメッセから、CSが始まる。



