秋からアピールだ。楽天は16日、コボスタ宮城で行っている秋季練習の第1クールを終えた。全体練習後も、菊池保則投手(25)はグラウンドでキャッチボールを繰り返した。「僕は常にアピールしないといけない立場ですから」。そう言って、黙々と腕を振った。大久保新監督の方針で、11月の倉敷キャンプでは紅白戦が行われる。先発ローテーションを目指す菊池にとって、格好のアピールの舞台となる。

 7年目の今季、後半戦だけで自己最多4勝を挙げた。この秋、もう一皮むけて来季へとつなげたい。自らに課す課題は「緩い球の習得」と「フォームの安定」だ。140キロ台の直球には力があるだけに、緩急を身につけたい。さらに、安定したフォームで制球の向上を図る。「開幕ローテが目標ですけど、1年間通してローテにいられるようにしたい」と誓った。課題をクリアすれば、目標達成が見えてくるはずだ。