<みやざきフェニックス・リーグ:斗山8-0阪神>◇21日◇宮崎アイビー

 阪神田上健一外野手(26)が味方野手と衝突、救急車で搬送される一幕があった。2回の守備で右中間への打球を追って右翼・伊藤隼太外野手(25)と衝突。田上はその場に倒れ込み、担架でグラウンド外に運ばれた。宮崎市内の病院で「頸椎(けいつい)捻挫」と診断。試合後には笑顔でチームに合流した。

 山下2軍チーフトレーナーは「大事には至らないということで、明日(22日)の状態を確認して試合出場は決定します」と説明した。今日22日ヤクルト戦にも出場は可能な状態だ。

 日本シリーズに向けた調整で、伊藤隼、梅野らとともにこの日から同リーグに合流していた。代走や守備固め要員で計算される戦力が、離脱の危機を免れた。