ヤクルト山田哲人内野手(22)が、12月中旬にへんとうの切除手術を行うことが24日、分かった。神宮外苑の軟式野球場で行われた野球教室終了後「オフの行事が終わったらすぐに受けます。早いほうがいい」と明かした。入院は1週間だが、退院後もすぐトレーニングはできないため、早い時期に行うことを決めた。昨年も今年もシーズン中にへんとうによる発熱で試合を欠場。不動のレギュラーとなり予測できる欠場要因はつぶしておきたい。

 日米野球期間には、マリナーズ・カノとの会食に参加した。「技術ではなく経験が大事だ。いろいろ体験しろという話をしてくれた」と言う。同じ二塁手として、さまざまな角度からの送球を見たことも勉強に。今季は193安打の日本人右打者最多安打を放ちブレークしたが、来季を見据えて心身ともに準備は怠らない。