今季セ・リーグ新人王の広島大瀬良大地投手(23)が2日、マツダスタジアムで契約更改交渉に臨み、2000万円増の3500万円で一発サインだ。人生初の契約交渉を終えた大瀬良は、納得の表情で会見場に現れた。「1年間ローテーションを守って、2桁勝ったことを評価してもらってすごくうれしい」。2月に「成績でも年俸でも超えるくらいに頑張れ」と声をかけられた12年セ新人王、野村(4000万円)には及ばないが、2年目年俸としては球団史上2番目の高額での更改となった。
今季10勝8敗。1年間、先発として投げ抜き、クライマックスシリーズ進出に貢献。ただ、成績には納得していない。防御率は規定投球回到達者の中で2番目に悪い4・05。「防御率は2点台にしたい。先頭打者への四球からの失点が多かったし、初回の失点も多かった」。冷静に振り返る男は、すでに課題克服に取り組んでいる。秋季キャンプではスタミナアップのために全体練習終了後に両翼のポール間の走り込みを行い、投球の幅を広げるため新球スプリットも習得。来季使えるめどが立ち、さらなるパワーアップへ歩を進めている。
12月は母校の九州共立大で自主トレを行い、年明け1月は前田らと合同自主トレを行う。広島の未来を担う大瀬良の歴史はまだ始まったばかりだ。



