攻撃的1番定着を期待されるソフトバンク柳田悠岐外野手(26)が、下半身強化で飛距離アップを狙う。11日(日本時間12日)行われた選手会ゴルフで「当たれば350ヤードは飛ぶっす」とドライバーを振り抜くと、隣のホールへ豪快に「ファーッ」。それでも、スコアは自己ベストの139。フルスイングしながら打率3割を残した今季の打撃内容のようだった。

 盗塁も33。目標のトリプルスリーを達成するためには、今季15本だった本塁打数が壁となる。「足というか下半身が弱い。大きいのを打つのは下半身が重要」。筋肉トレーニングで重すぎる負荷をかけるより回数を重視するなど、下半身強化にまい進する。

 王球団会長は「柳田の打撃も今と3、4年後では変わってくるでしょう。私も毎年変わっていた。相手の攻め方も変わってくるからね」と話す。フルスイングという長所を生かしながら下半身を鍛え、ギータ打法を進化させる。