日本ハム大谷翔平投手(20)が、早くもダルビッシュと肩を並べる!?

 歴代の名選手たちがデザインされている2軍本拠地、千葉・鎌ケ谷の球場外壁に、来季以降、大谷が加わる可能性が23日、浮上した。球団関係者は「それだけの選手であることは間違いないです。(スペースも)空いてますしね」と前向きで、実現すれば入団3年目での“最速記録”となる。

 選手がデザインされた大型バナーは今春から設置されたもので、ダルビッシュや建山ら移籍組のほか、中田、陽岱鋼ら現在在籍している選手のものもある。2軍から巣立っていったことをPRするもので、鎌ケ谷限定ユニホームを着用している姿が多い。大谷はルーキーイヤーから開幕スタメン出場を果たしたが、昨年5月16日のイースタン・リーグ西武戦で登板するなど、鎌ケ谷での出場経験も実はある。

 同球場は今オフ、観戦客が利用できるVIPラウンジやギャラリーコーナーを新設するなど、改修工事が予定されている。同時に、外壁の大型バナーが増えることも十分に考えられそうだ。

 大谷はこの日、いつもと同じように、鎌ケ谷の施設を利用して自主トレを行った。「自分で考えてメニューを組んでいます」と、ウエートトレからキャッチボール、ネットスロー、マシン打撃と投打で腕を磨いた。今日24日はクリスマスイブだが、欲しいものは「特にないです」。外壁には登場しても、本人が2軍調整で帰ってくることはなさそうだ。【本間翼】