G倒要請、お受けします!
阪神藤浪晋太郎投手(20)が23日、都内のホテルでファンクラブイベント「クリスマスパーティー」に参加し、来季のG倒を誓った。2年連続2桁となる11勝を挙げた今季も巨人戦は2戦先発で2敗。今オフは和田監督、中西投手コーチから来季の王者斬りを求める声があがる。大黒柱の1人として期待に結果で応える覚悟だ。
藤浪は課されたプレッシャーを、堂々と一身に背負うつもりだ。どのチームと相対しようが、大切なマウンドに違いない。ただ、首脳陣は3年目を迎える大器に対し、打倒巨人を強く願っている。ならば、期待に応えるだけだ。
藤浪
与えられた仕事を頑張りたい。前半戦というよりは、後半戦の勝負どころで勝たないといけない。巨人は今年リーグ優勝しているチーム。しっかり投げられたらと思っています。
今季はチーム事情、巡り合わせも影響して、巨人戦先発は2試合にとどまった。来季は一気に登板機会が増えそうな気配だ。
オフに入り、まずは11月下旬に和田監督が藤浪を来季「G倒ローテ」に組み込むことをにおわせた。20日には中西投手コーチが開幕3カード目の巨人3連戦(東京ドーム)をみすえた上で、3月27日からの開幕カード中日3連戦(京セラドーム大阪)につぎ込む可能性に触れた。首脳陣の意向は「ちらっと(新聞報道で)見ました」。冷静に15年の王者斬りをイメージした。
藤浪
巨人戦に行くから信頼されているということではないと思う。後半の重要なカードで行かせてもらえるなら、信用してもらっているということじゃないかなと思います。
今季は敵地で巨人戦2試合に先発し、防御率4・50の2敗。初対戦となった8月14日には7回を3安打2失点と好投していることもあり、嫌なイメージは「特にない」と言う。事実、CSファイナルステージ初戦では7回1失点で、CS制覇につながる白星をゲットしている。
藤浪
まずは(シーズン)序盤の1戦1戦を大事にして、勝負どころで優勝争いに絡んだ時に勝たないといけない。
来季は8月18日から東京ドームで3連戦、9月8日からは甲子園で3連戦、同22日からは再び敵地で2連戦が組まれている。すでに指揮官、中西投手コーチから開幕投手候補の1人として明言され、ひとり立ちを大目標とする15年。ギアチェンジの季節が待ち遠しい。【佐井陽介】
◆歴代の虎投Gキラー
巨人戦では梶岡忠義が1947年に5勝、48年に6勝を挙げた。62年には小山正明、村山実の2投手がそれぞれ5勝。村山は64年、66年にもシーズン5勝をマークした。江夏豊は68~70年と3年連続でシーズン6勝。73年上田二朗が6勝、78年江本孟紀が7勝、79年小林繁が8勝した。平成に入ってからは02年井川慶が5勝、04年福原忍が6勝。能見は09年と11年に4勝するなど通算18勝15敗。今季はメッセンジャーが8試合に投げ4勝1敗だった。



