中日ドラフト4位の石川駿内野手(24=JX-ENEOS)が2日、打撃中、ケージ裏の谷繁元信兼任監督(44)から声を掛けられた。「こぢんまりとせず大きく体を使え」。土井特別コーチからもみっちり指導を受けた。「素晴らしい指導者の方に指摘していただいた。自分のものにしたい」と真剣な表情だ。

 思い切りのいい強打が売り。知らぬ間に「よそ行き」になっていたようだ。足を上げてからの間(ま)がとれていなかった。監督からは「まだ時間があるから、やってみろ」と言われた。自分を見つめ直す貴重な1日になった。