阪神マウロ・ゴメス内野手(30)が4日に来日することが2日、正式に決まった。ドミニカ共和国の自宅でパスポートを盗まれて来日が遅れているが、現地へ派遣した山中渉外担当がパスポートや就労ビザの再取得などすべての事務手続き完了を確認。この日2軍安芸キャンプを視察した高野球団本部長は「担当者が本人と会いました。当初の予定通り4日に来日できると思います」と説明。6日の練習に合流する見込みだ。

 ペナルティーについては「考えていません。治安の問題などお国事情もあるし、取られようと思って取られたんじゃないと思う」と説明。ただしパスポートを車中に放置した不注意が来日遅れにつながっており、「注意はします」と厳重注意は与える。「前向きなモードで頑張ってほしいというだけ。体は動かしているようで担当者が球場でランニングをしたのを見ています」と話していた。